【2025年版】TOPIKの試験日程と申し込みスケジュールまとめ

TOPIK(韓国語能力試験)を初めて受けようと思っているけど、
「いつ申し込めばいいの?」
「どこで受けられるの?」
と迷っていませんか?

そんな疑問に応えるべく、この記事ではTOPIKの開催時期申込スケジュールを日本・韓国別にまとめました!

これから受験を考えている人のために、今から間に合う準備スケジュールやタイミング選びのコツも紹介。
申込忘れを防ぐコツや年間傾向の一覧表付きで、受験計画に役立ちます。

この記事を参考に、あなたにぴったりの試験日を見つけてください!

TOPIKとは?開催頻度と基本情報(初めて受験する人向け)

韓国語を勉強していると「TOPIK(韓国語能力試験)」という名前を一度は聞いたことがあるかもしれません。
この章では、初めてTOPIKを受験する方に向けて、TOPIKの概要試験の種類開催時期試験会場の違いについてわかりやすく解説します。

TOPIKの試験区分(ⅠとⅡ)の違い

TOPIKには、TOPIK I(初級)TOPIK II(中・上級)の2つの試験区分があります。
自分の韓国語レベルや目指す級に応じて、どちらを受験するか選びます。

受験対象レベル試験内容対象級
TOPIK I初級聞き取り+読解
(2科目)
1級・2級
TOPIK II中級以上聞き取り+読解+筆記・作文
(3科目)
3級~6級

こんな人におすすめ

  • TOPIK I → ハングルを読めて簡単な会話ができるようになってきた人
  • TOPIK II → 韓国語である程度自由に表現できるようになってきた人
補足:韓国では「IBT形式」や「スピーキング試験」も実施

韓国では、紙に書いて解答する「PBT形式(日本で一般的)」のほか、パソコンで解答する「IBT(Internet-Based Test)形式」も実施されています。
IBTは自宅受験ではなく、指定された会場のPCを使用して受験します。問題構成はPBTと同じで、得られる等級の効力も変わりません。

また、2023年からは一部スピーキングテスト(토픽 말하기평가)も始まっており、韓国国内の会場で受験が可能です。

これらの形式は日本ではまだ実施されていませんが、韓国での受験を考えている方は選択肢の一つとして知っておくと役立ちます。

TOPIKは年に何回?試験の開催時期と頻度

TOPIKの試験は、年に複数回開催されますが、国によって回数が異なります

国/地域開催回数(目安)試験実施月(例年)
日本年3、4回4月、7月、10月、11月
韓国年6回1月、4月、5月、7月、10月、11月

韓国では年に6回と比較的頻繁に開催されており、スケジュールの選択肢が豊富。
一方、日本では年3、4回のみなので、申込タイミングを逃さないよう要注意!

TOPIKの実施国と会場の違い(日本と韓国)

TOPIKは韓国だけでなく、日本をはじめとした世界各国で実施されています。
しかし、申込方法や会場の数、受付競争率には差があるので、受験場所を選ぶ際は注意が必要です。

日本韓国
試験回数年3、4回年6回
会場数全国各地 約60ヶ所
※東京・神奈川・大阪以外は
選択肢が1〜2つと限定されることが多い
韓国全国 約80ヶ所
※ソウルは特に多く、約20ヶ所以上
申込方法日本のTOPIK公式サイトから(日本語)韓国のTOPIK公式サイトから(韓国語)
申込競争率韓国と同じ先着順ではあるが、
競争率はそこまで高くない
全体的に競争率が高い
特にソウルは人気が高く、即完も多い
試験時間TOPIK I:
 10:00〜11:40(100分)休憩なし
TOPIK II:
 【1時間目 110分】13:00〜14:50
 【2時間目 70分】15:20〜16:30
※韓国と同じ
TOPIK I:
 10:00〜11:40(100分)休憩なし
TOPIK II:
 【1時間目 110分】13:00〜14:50
 【2時間目 70分】15:20〜16:30
※日本も同じ
2025年現在のTOPIK実施状況

留学中・海外赴任中でなく、旅行中であっても韓国でTOPIK受験は可能

ただし日本と異なり、韓国での受験は申込の競争率が凄まじく高いため、日本で受験する方が申込みやすいです

【2025年版】TOPIK日程一覧&申込スケジュール

次に2025年に予定されているTOPIKの試験日程や申込期間について、日本と韓国それぞれの最新情報をもとにご紹介します。

日本での試験日・申込期間(直近のスケジュール)

日本では、年に3回(春・夏・秋)の試験実施が通例です。

ただし、近年(2023年・2025年)は年4回の実施されることもあり

以下は、2025年のTOPIK試験予定と申込スケジュールの一覧です。

試験回試験日申込期間成績発表日
第99回2025年4月13日 (日)2025年1月10日 (金)
~ 1月24日 (金) 15時まで
2025年5月30日 (金) 15時
第101回2025年7月13日 (日)2025年4月25日 (金)
~ 5月9日 (金) 15時まで
2025年8月21日 (木) 15時
第102回2025年10月19日 (日)2025年7月14日 (月)
~ 7月28日 (月) 15時まで
2025年12月11日 (木) 15時
第103回2025年11月16日 (日)2025年8月18日 (月)
~ 9月1日 (月) 15時まで
2025年12月23日 (火) 15時
2025年のTOPIK日程(日本)

第98回、第100回の試験は韓国で実施

正式な日程は、韓国教育財団TOPIK公式サイト(日本版)で必ず確認してください
📎 日本国内のTOPIK公式ページ

韓国での試験日・申込期間(直近のスケジュール)

韓国では、年6回試験が実施されます。

以下は2025年のTOPIK試験予定と申込スケジュールの一覧です。

試験回試験日申込期間成績発表日
第98回2025年1月19日 (日)2024年12月10日 (火)
~ 12月16日 (月)
2025年2月27日 (金) 15時
第99回2025年4月13日 (日)2025年2月11日 (火)
~ 2月17日 (月)
2025年5月30日 (金) 15時
第100回2025年5月11日 (日)2025年3月11日 (火)
~ 3月17日 (月)
2025年6月26日 (金) 15時
第101回2025年7月13日 (日)2025年5月13日 (火)
~ 3月19日 (月)
2025年8月21日 (木) 15時
第102回2025年10月19日 (日)2025年8月5日 (火)
~ 8月11日 (月)
2025年12月11日 (木) 15時
第103回2025年11月16日 (日)2025年9月2日 (火)
~ 9月8日 (月)
2025年12月23日 (火) 15時
2025年のTOPIK日程(韓国)

第98回・第100回は日本での実施無し

正式な日程は、韓国のTOPIK公式サイトで必ず確認してください
📎 TOPIK公式サイト(韓国語)

過去の開催実績から見た年間の傾向

TOPIKの開催回数や会場数は、日本と韓国で次のような違いがあります。

開催回数

  • 韓国:年6回
    1, 4, 5, 7, 10, 11月
  • 日本:年3〜4回
    4, 7, 10, 11月
    (11月に開催しない時もある)

会場数

  • 韓国:全国約80ヶ所
    ソウルだけで20ヶ所以上開催
  • 日本:全国約60ヶ所
    地方では1〜2会場のみというケースも

申込の難易度

  • 韓国:高い
    韓国語での申し込み&申込開始後すぐに定員に達する(特にソウル)
  • 日本:普通
    ただし希望の会場がある場合は早めの申込がおすすめ

韓国で受験を検討している方は会場選び&申込タイミングの戦略が必須
スケジュールはもちろん、申込開始日・会場の場所・アクセスのしやすさもあわせて確認しておきましょう!

いつ申し込むべき?TOPIK受験の計画を立てよう

TOPIKは年に複数回チャンスがあるとはいえ、申込期間を逃すと次の試験まで数か月~半年待つことに..

「いつ申し込めばいいか」
「今からでも準備は間に合うか」
など、受験スケジュールを考えるうえで役立つ情報をまとめました。

今から間に合う?受験準備のスケジュール感

TOPIK受験までのおすすめ準備期間は以下の通りです。
初級(TOPIK I)・中上級(TOPIK II)で必要な学習時間や内容が異なるため、目安としてご参考ください。

おすすめ準備期間主な学習内容
TOPIK I
(1~2級)
1~3か月前– ハングル・基礎単語&文法を覚える
– リスニングの練習
TOPIK II
(3~6級)
3~6か月前– 作文対策(書く力をUP)
– 中上級語彙
– 長文読解

日本でTOPIKを受験する場合、申し込み〜試験当日までの期間は約3か月あります。
この3か月をしっかり活用すれば、今のレベルから1段階上の等級を目指すことも十分可能です。

たとえば…

  • 韓国語を勉強し始めたばかり
    3か月あれば1級合格レベルまで到達
  • 申込時点で過去問を解いて「5級くらいかな…」
    弱点対策を計画的に行えば6級合格も十分狙える!

毎日コツコツと、スキマ時間を活用して学習を継続することがポイントです。
特に試験直前は、模擬試験や過去問を通して本番形式に慣れておくと、得点アップにつながります。

3か月間=約90日
1日30分でも、合計45時間の学習時間になります!

申込忘れを防ぐ!おすすめのスケジュール管理方法

TOPIKは申込期間が約1〜2週間と短め。
しかも年に数回しかない試験なので「申込忘れ」=数か月ロスになることも。

韓国では申込開始から数分〜数時間で満席になる会場も多く、事前準備がとても重要!
日本はそこまでの争奪戦ではないものの、希望会場を確保するには申込開始日に申し込むのが安心です

忘れずに申し込むためには:

  • 申込開始日をカレンダーや手帳にメモ
  • スマホのリマインダー機能を活用
  • 申し込み前日・当日の朝にアラート通知を設定

また、成績発表まで1.5〜2か月ほどかかるため、進学・就職などの締切がある方は、
結果の発表日から逆算して受験回を選ぶのもポイントです。

受験タイミングの選び方(初受験・再挑戦別)

最後に、あなたがいつ受験するのがベストかを判断するために、ケース別の考え方を整理しておきます。

🔰 初めての受験の場合

チェックポイント考慮したいこと
韓国語学習歴が3か月未満TOPIK I(1~2級)からのチャレンジがおすすめ
志望大学・就職に使う目標級の条件に応じて、早めに試験を設定しておく
模試や過去問をやったことがない春や秋など、対策期間が十分取れる回を選ぶと◎

🔁 再挑戦・スコアアップ狙いの方

目標おすすめ戦略
前回TOPIK IIで4級だった
→ 5~6級を目指す
得点が低かった分野に特化して3か月集中学習
※できる限り多くの過去問・模擬試験を解く
結果を早めに出したい
(進学・就職対策)
韓国開催の試験回(年6回)を視野に入れる
時間が取れる時期に受けたい学業や仕事の繁忙期を避けて試験日を決定

まとめ

TOPIKの受験には計画性と情報収集が何より大切
特に日本では試験チャンスが限られるため、申し込みスケジュールの把握&学習計画のバランスが重要になります。

受験予定を早めに決めておくことで余裕をもって準備ができますし、失敗も防げます。
ぜひ今回ご紹介した情報を活用して、2025年のTOPIKに挑戦してみてくださいね!

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