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問題集・参考書を買ったけど集中力が続かない。
体験に基づいた本当に効率がいい勉強法を知りたい。
そんなあなたに向けて、3カ月強でTOEIC800点を単語帳1冊だけで取得した方法をご紹介します。
ちなみに私は中学・高校と英語の補習常連&Fラン大学出身です。そんな私でも取れた方法です。☆彡
TOEIC800点を単語帳1冊だけで取った勉強法
メリット・デメリット
まずは、単語帳1冊だけでTOEICの勉強をするメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- 持ち運びが楽
- 単語がわかるだけで問題文を理解しやすくなる
- 机に向かって勉強しなくていいからすき間時間で継続しやすい
デメリット
- 毎日コツコツ続けないと単語を忘れやすい
- TOEICの問題に慣れたい人は別途対策が必要
かかった時間
私は勉強を始めてから800点を取るまでに4カ月かかりました。
4月から勉強を開始、7月の試験で取得という感じです。
↓5~7月と毎月受験したときのスコア推移
- 5月:745点
- 6月:785点(先月から+40点)
- 7月:805点(先月から+20点)
単語を覚えれば覚えるほど、スコアが上がっていく感覚がありました。
↓受験当時、単語帳をどのくらい覚えていたか
- 5月:単語帳の4割未満
(「え?1か月以上かけて?」なんて言わないで、、傷つくよ(ノД`)・゜・。) - 7月:単語帳の8割程度
なので「単語帳をすべて暗記していなくても、800点は到達できた」ことになります。
実は、最初から単語帳だけで勉強していたわけではありません。。
1か月目は勉強法に迷走していました。
問題集や文法の参考書を買い漁ったものの、いざ勉強しようとすると集中力が続かず。。
机に向かって勉強している時間より、ネットで「効率的な勉強法」を探す時間の方が断然長かったと思います。
勉強あるあるですよね。(みんなそうだよね???)
そんなこんなで迷走期間を経て、私は悟りました。
文法をいくら勉強しようが、単語の意味が分からなければ何一つ問題文を理解できないと。
理解できない文章を読むのも聞くのもめちゃくちゃしんどいんです。
だから問題集や参考書での勉強に集中できなかったんだと思います。
まとめると、、
- 3カ月強で800点に到達できた
- 単語の意味がわからないと、文法を知っていても問題が理解できない
- 問題が理解できないと集中力が途切れやすい
使用した単語帳
世の中には英語の単語帳ってとにかくたくさんありますよね。
種類豊富で何を選べばいいか分からん、という人も多いと思います。
私も実際に金のフレーズだけを使って800点まで到達できました。
使い勝手がいい理由は3つあります。
① 目標スコアごとに章が分かれている
金のフレーズは600点、730点、860点、990点と大きく4つに分かれています。
スコアごとに分かれていると何がいいか?
「頻出単語をまとめて優先的に勉強できる」んです。
ジャンル別(IT、医療…など)で分かれていると、必要な単語を網羅できるような気がして一見よさそう。
ですが、実際は優先して覚えるべき単語がまとまっていないと、あまり効率よく勉強できません。。
800点を狙うのであれば、600, 730点レベルはしっかり覚える。
860点は5割覚えるつもりで勉強し、990点レベルの勉強はは後回しに。
自分の目標スコアに合わせて、簡単に効率よく勉強ができます。
② 薄すぎず厚すぎない丁度いいサイズ
ボリュームが多すぎても少なすぎてもダメ。
TOEIC対策に本当に必要な単語だけが載っていることが重要です。
金のフレーズは著者であるTEX加藤氏が実際にTOEICを受験し、80回以上の受験直後に書き留めた真のTOEIC頻出単語をベースに作られています。
さらに公式教材での出現頻度も加味されています。
つまり、TOEIC対策に全フリした単語帳なんです!
金のフレーズに載っている単語を覚えれば覚えるほど、スコアアップに直結する(可能性が高い)!!
③ アプリで音声を聴ける
TOEICにはリスニング問題もあります。
「目で記憶するだけではなく、耳でも記憶する必要がある」ということです!
世の多くの単語帳には発音記号も記載されています。
もちろん金のフレーズにも記載されています。
でも、ぶっちゃけ発音記号を見てもどんな音なのか分からないですよね。
そこで役立つのが音声なんです。
最近は出版会社の公式サイトで音声ファイルを配布していることも多いですよね。
金のフレーズも、朝日新聞出版の公式サイトからzip形式でダウンロード可能です。
しかし!金のフレーズはさらに上をいっています。
なんと、スマホアプリでも聴けるようになっているんです。
しかもアプリ&音声どちらも無料!
アプリは無料なのに機能が充実しています。
- 再生速度を変更できる
- 覚えたかどうかの確認テストもできる
- リピート・シャッフル可能
- 覚えていない単語だけを再生できる
- 事前に音声をダウンロードしておけば、機内モードでも聴ける
アプリは多機能なので、音声ファイルをダウンロードして聴くよりも、はるかに勉強しやすいです。
長々と金のフレーズを激推ししてきましたが、もしかしたら、どうしても他のものを使いたい人もいるかもしれません。
そこでTOEIC対策用に単語帳を選ぶ際にチェックすべきポイントを3つ紹介します。
- TOEIC用の単語帳であること
- ジャンル別ではなく目標スコア別に章が分かれている
- 単語帳の内容を音声で聴ける
大学受験用や日常会話用など世の中にはたくさんの単語帳が存在しています。
TOEICハイスコアを効率よく狙うなら絶対にTOEIC用の単語帳を使ってください。
単語帳の使い方
まず覚える範囲について
800点を目指すなら、単語帳の全ページを覚える必要はありません!(←重要)
金のフレーズは先述の通り、目標スコアごとに章が分かれています。
800点を目指すなら600点&730点の章は必須、860点はそれなりに、990点は余裕があれば、という感じです。(↓参照)
- 600点:できる限り何度も繰り返してしっかり覚える
- 730点:〃
- 860点:半分以上は覚えるように何回か繰り返す
- 990点:気が向いたらやる!
600点の章を覚えたら、730点。730点を覚えたら、860点と進んでいきましょう。
勉強方法について
正直にいうと、ご自身のやりやすい方法でやるのが一番。
でも、かつての私のように「自分にあった方法が特にない」「というかそんなにがっつり勉強をしたことがなくてわからない」という人。
そんな人には、ぜひ私の実践した方法を試してみてほしいです。
まず絶対にやめてほしい方法がこちら。
単語帳に記載されている総単語数は〇〇だから、2か月後のテストに合わせて毎日〇個ずつ覚えよう!
最初の1週間は順調に覚えられると思います。
段々と予定が急に入って時間を作れなくなったり、前に覚えた単語を忘れて行ったりと、計画が狂い始め、最終的に単語帳を開かなくなります。
そうです。過去の私です。
おすすめの方法は、すき間時間に可能な限りたくさんの単語を見て聴くこと。
重要ポイントは2つ。
- すき間時間にやる
- 毎日ゼッタイ〇個覚える!を決めない(最低数も最大数も決めない)
① すき間時間にやる
毎日どこに行くにも(学校、職場、デート…etc)とにかく単語帳を持ち歩きます。
そして移動中や待ち時間、休憩中になったらすぐに単語帳を開く。
「勉強しようかな、どうしようかな」と考えるよりも先に開く。
悩む必要なんてありません。とにかく開いたもん勝ちです。
もしくは音声を聴きます。
おすすめは「1.5倍速で聞き流し」です。
実際のリスニング問題はシャララララ~と速く流れていきます。
普段から速めの速度に耳を慣らしておくと試験当日に落ち着いて受験できます!!
英語だけの方がいいのか、日本語もあった方がいいのかについては、極論どっちでもいいです。
はじめのうちは単語の意味が分からない状態だと思うので、日本語があった方がいいかなと思います。
でも慣れてきたり、気分転換をしたい場合は、時間短縮になるので英語だけの音声がおすすめです。
② 毎日ゼッタイ〇個覚える!を決めない
「最低〇個は覚える」
「〇個まで覚えたら今日のノルマ達成」
決めたら最後、勉強を継続できなくなると思いましょう。
時間がある日はとにかくたくさんやる。
時間があまりない日は1分間だけでもいいからやる。
音声を流し聞きでも単語帳を流し見でも、たった1分でもあれば単語20個ほどは触れられます。
毎日ほんの少しの時間でもいいから、最大限多くの単語を見る・聴くように意識してください。
一瞬だけでも全力で単語に触れる。そして毎日続ける。
継続こそが800点への近道です。
さっそくTOEICの勉強を始めよう!
さいごに
TOEIC800点は留学経験が無くても、中学・高校と英語の補習授業の常連でも取れるんです。
しかも、すき間時間の勉強だけで取れる。
TOEIC800点を取ったからと言って、英語がペラペラになるわけではありませんが、就職・転職ではおおいに役立ちます。
たぶんガクチカよりも役立ちます。(※ガクチカが無かった個人の意見です)