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TOPIK(韓国語能力試験)を受けるにあたって、
「受験当日ってどんな流れなんだろう」
「何を持っていけばいいのかな」
と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
そこで、私が実際に受けてみて感じた「これは知っておきたかった!」というポイントを、準備〜試験当日まで詳しくまとめました。
受験前に知っておくと安心なポイントを時系列で紹介しているので、初めての方でもイメージしやすいはず!
初受験前にこの記事を読んでおくだけで、当日の緊張感が少し和らぐかもしれません。
TOPIKを控えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
2025年7月に日本でTOPIK受験した情報をもとに書かれた記事です
TOPIK受験当日までに準備しておきたいこと
TOPIKの受験が近づくと、
「持ち物はこれで合ってる?」
「服装はどうしよう?」
「受験票って印刷しないとダメ?」
など、細かい不安がどんどん出てきますよね。
私も先日TOPIKを受験してきたばかりですが、実際に受験してみて「これは準備しておいて正解だった!」「これは正直いらなかったかも…」と感じたことがいくつかありました。
ここでは、受験前日までにやっておきたい準備や、当日の快適さを左右する持ち物・服装のポイントなどをまとめてご紹介します!
TOPIKの受験票はマイページから自分でダウンロードする形式です。
事前に郵送されることはなく、団体申請の場合も代表者のマイページからのダウンロードになります。
- 表示されるのは、試験日の2〜3週間前ごろ
- マイページに「受験票を表示する」ボタンが出現
- 基本的にはスマートフォンで表示して使用(必要なら印刷もOK)
私が受験したときも、受験票を誰かに提示する場面はありませんでした。
会場に到着
↓
掲示された案内を見て教室に入る
↓
自分の受験番号の席にそのまま着席
という流れで、受付なども特にありませんでした。
実際に提示はしないとはいえ、受験票に書かれている情報はとても大事です。
たとえば、
- 受験番号(自分の席を探すときに必要)
- 試験会場や教室の情報
- 注意事項の確認
など、当日に確認することが多いので、以下のような準備をしておくと安心です。
- スマホに事前にダウンロードしておく(通信不要で開ける状態に)
- 操作に慣れていない方は、スクリーンショットを保存しておくとスムーズ
- バッテリー切れやスマホの不調が不安な方は、紙に印刷して持っていくのもおすすめ
ちなみに私はスマホにダウンロードだけしておき、それで特に問題ありませんでした。
でも受験番号がすぐに確認できないと、いざ自分の席を探すときに戸惑う可能性があるので、すぐに表示できるようにしておくのは必須ですね
TOPIK当日の持ち物は、必要最低限だけでも受験は可能。
ですが、実際に行ってみて「これはあってよかった!」「あれも持ってくればよかった…」と思ったものがいくつかありました。
公的な写真付き身分証明書 | 本人確認に必須。 忘れると受験できません! |
受験番号のメモ | 受験番号をもとに教室・座席を探すため必要。 (スマホのスクショ・紙に印刷・メモなんでもOK) |
修正テープ | マークシートの修正時に使用。 試験監督も予備用を用意しているものの、数が少ないため、持参していくのがおすすめ |
羽織りもの | 今まで3回受験しましたが、毎回会場が極寒でした。 特に冷え性の人は、夏場でも分厚いカーディガンがおすすめ |
私が実際に持っていき使ったものや、
今回は忘れたけど次回は持っていこうと感じたものなど。
鉛筆 シャーペン ボールペン | 本人確認に必須。 忘れると受験できません! |
腕時計 | 教室に時計がない場合も! ※スマートウォッチや音の出るタイプは使えないため要注意 |
甘い軽食 (グミや飴など) | リスニング・作文試験が終わるとドッッッと疲れます… 私は読解試験の前に糖分補給としてグミをつまみました (サンドイッチなどを食べている方も🥪) |
飲み物 | 夏場だったからなのか、試験中も机上に出してOKでした ※ラベルにハングルが書かれていないもののみ |
参考書 | 試験前の最終チェック用 チェックしたい場所に事前に付箋を貼っておくと、緊張していても落ち着いて確認しやすい |
使わなかったとしても、
「あると安心」なものは精神的にも大きな支えになります!
会場によっては土足厳禁で、上履き・スリッパ等が必要になることもあり
会場にもよるかもしれませんが、
私が受けた会場はエアコンがかなり効いていて肌寒く感じました。
肌寒いを通り越して「ここは南極か?」と思わんばかりの極寒でした🐧
春〜秋にかけての季節でも、
- 厚手の羽織り
- ストールや膝掛け
などを持って行くと安心です。
とくにリスニング中に寒さで集中力が下がるのは避けたいところ。
また、会場内はかなり静かでピリッとした空気感なので、ガサガサ音がしない素材の服装を選ぶのも地味に大事です。
前日に準備しておいて本当によかったと感じたことは以下の3つです!
- 会場までの経路確認:最寄り駅からの徒歩ルート含む
- Googleマップでルートを確認し、最寄り駅からの出口や所要時間もチェック
- 何時までに家を出発するか寝る前に決めておく
(特にTOPIK Ⅰは朝から試験なので遅刻しないよう注意‼︎)
- 持ち物のパッキング:前夜のうちに準備完了!
- 朝バタバタすると忘れ物の原因に
前夜にカバンへ詰めておくのがおすすめ
- 朝バタバタすると忘れ物の原因に
- 受験番号・会場名のメモ or スクショ
- 会場案内で自分の座席を探すのに必須
- スマホのスクショや紙にメモでOK
私自身、当日焦ることなく会場入りできたのは、前日に全部確認しておいたおかげでした。
「不安材料をゼロにしておく」ことで、気持ちがかなりラクになります!
TOPIK受験当日の流れと注意点
会場の雰囲気や試験の流れなど、事前に知っておくだけでかなり安心感が増します。
ここでは、実際に私が受験したときの体験をもとに、当日の流れと注意点をまとめました。
私が受験したのは、某大学のキャンパス内にある会場でした。
大学名や教室は事前にわかっていたものの、キャンパス入り口・敷地内に「TOPIKの試験会場はこちら」といった案内がなく、正直かなり迷いました。
同じように戸惑っている受験生が他にもいて、みんなでウロウロ…という感じに。
外に案内係の方もおらず、
真夏の開催だったこともあり少し体力も削られました。🫠
会場が初めて行く場所の方は、
事前に地図アプリ+大学構内図などをチェックしておくことをおすすめします!
そんなこんなで会場の建物に無事たどり着くと、建物入口や廊下に受験番号ごとの教室案内表が掲示されていました。
- 教室の黒板に、ざっくりと「受験番号〇〇〜〇〇はこの列」といった座席表が書かれていた
- 座席には受験番号+氏名が書かれた紙がそれぞれ置かれていた
13桁の受験番号だけでは「この席が私の席であってるよね…?」と不安になりそうですが、紙に名前が書かれていたので「間違いない!」と確信できました
(個人情報的にはちょっと心配ですが…笑)
私は試験開始の30分以上前に会場に到着したのですが、教室自体はまだ開いておらず、廊下で待機している人が多数いました。
早めに向かうと余裕は持てますが、真夏や真冬の受験なら体調管理も意識しておいた方が良さそう
教室が開放されてからは、すでに試験監督の方が教室内にスタンバイされており、
アナウンスや注意事項はすべて日本語で行われました
(※日本国内会場)
- 集合時間になると問題用紙・解答用紙が配られ、記入指示が出ます
- 名前は韓国語・英語の欄がありましたが、韓国語欄は日本語でもOKでした(日本での受験だからかも)
- 解答用紙には홀수=奇数/짝수=偶数のチェックあり。
※どちらか分からないときは監督さんに聞けばOK - 音量チェックは事前にあり
※小さければ絶対に申し出ること!遠慮せず伝えるのが大事!
集合時間に遅れたら受験不可と受験票には書かれていますが、試験開始5分前に到着した人も受験できていました。
もし電車の遅延などで「集合時間に間に合わない!もう無理だ!」と思っても、とりあえず諦めずに向かってみると、もしかしたら万が一にも受験できるかもしれません
(遅刻しないように早めに向かうのがベスト)
まず最初はリスニング試験。
- 問題冊子に沿って音声が流れます。音は後ろの席でもしっかり聞こえました
※ただし、問題用紙をめくる音が意外と響き、何度か聞こえづらく感じた場面も! - 他の人のメモする音はそこまで教室内に響かず、あまり気にならなかった
優柔不断にならずにパッパッと解き、次の問題の音声が始まる前に選択肢をざっと確認しておくのはしっかり練習しておく!集中して冷静さを保とう!
続いて、筆記・作文の試験。
※쓰기 (筆記・作文)試験はTOPIK IIのみ
- リスニング試験が終わり「では筆記試験開始!」のような明確な切り替えのアナウンスはなく自然と筆記・作文の試験に入っていく雰囲気だった
※私の会場/教室だけかもしれませんが、予想外にふわっと始まり戸惑った😣周囲の動きに合わせて着手 - 配布されたペンがサインペン風で細字だけどやや紙に滲む
事前に同じようなペンで練習しておくと安心かも
最後は読解の試験。
- リスニングと筆記のあとで、ここにきて集中力が一気に落ちやすい!
※時間が足りなくなるというより、疲れて文章が頭に入らないという感覚 - 韓国語の文章を読むのに時間がかかる人やTOPIK初挑戦の人は、事前に時間配分の練習や「解く順番」の工夫を考えておくと安心
- どんなに早く解き終わっても試験中に途中退室はできない
※問題用紙・解答用紙の回収と確認が終わるまで、全員そのまま教室内で待機
事前に模試や過去問演習で「集中が切れるタイミング」「問題を解くスピード感」を1回でも経験しておくと、本番で慌てずに済みます
- 問題用紙へのメモはOK!
→ 当日配布のペンでなくても、鉛筆・シャーペン・ボールペンなどでメモすることも可能 - ただし、問題用紙の持ち帰りは不可
- また、解答用紙は当日配布されるペンでのみ記入可
当日配布のペンで問題用紙に書き込むとインクが裏移りして次のページが読みにくくなった
→ リスニング・読解試験でメモしながら解く派の方は鉛筆・シャーペンがあると便利!
私が受験した会場では、飲み物は試験中も机の上に出してOKでした。
(ただし、条件付きです)
- 筆記用具(修正テープ・鉛筆・消しゴムなど)
- 飲み物(ペットボトルや水筒)
- ティッシュ、ハンカチなど
一方で、以下は厳しく制限されていました
- スマホなど電子機器:電源を完全に切ってカバンに収納
- 韓国語(ハングル)が記載されているもの
試験中も机の上に置いてOKなものでも、パッケージやラベルに韓国語が記載されている場合はカバンにしまい、試験中の使用不可
TOPIK Ⅱでは듣기(リスニング)・쓰기(筆記)の後に、約30分間の休憩時間が設けられています
解答用紙回収や確認作業で多少時間を取られるため、実際の自由時間は20〜25分程度
休憩時は軽食をつまんだり、トイレに行ったり、過ごし方は自由。
ただし、TOPIKは女性の受験者が多く、女性用トイレに列ができやすいです。
残りの읽기(読解)試験に遅れないように要注意!
実際に受けてみた感想とアドバイス
ここでは、TOPIKを実際に受けてみて「こうしておけばよかった!」という反省や、試験当日の雰囲気など、リアルな感想をまとめました。
これから受験する方の不安が少しでも和らぎ、安心して本番に臨めるようになればうれしいです!
① 会場に案内がないことも!到着後に迷う可能性あり
大学が試験会場の場合、キャンパス内の1つの建物がTOPIKの試験会場であることが多いです。
そして、キャンパス入り口などに「TOPIKはこちら」といった案内が一切ないこともあります。
実際私も、キャンパスに着いてからかなり迷ってしまいました。
→ 構内マップを事前にチェック&少し早めに到着するのが安心!
② 問題用紙へのメモはOK!でも筆記具は自分で持参がいいかも
解答用紙への記入は当日配布されるペンのみ。
ですが、問題用紙には配布のペン以外でもメモ可能!
シャーペンや鉛筆、ボールペンを持っていくと便利です!
というのも、当日配布されるペンはサインペンタイプ。
- 太い方:リスニング・読解のマークシート用
- 細い方:作文の筆記用
と試験によってペン先を使い分けるのですが、どちらのペン先にしろインクが滲みやいです。
書き込む位置によっては、裏移りしたインクにより問題文・選択肢が読みづらくなります。
メモをしながら解く派の人は、シャーペンやボールペンを持参した方が安心かも
- 私の会場では年齢層は大学生〜社会人が中心で、落ち着いた雰囲気
- 皆さんとても静かで真剣な様子
(騒がしく感じることは一切ありませんでした) - リスニング中に紙をめくる音が少し気になった以外は、全体的に静かで集中しやすかった
また、休憩時間中には軽食やおやつを食べている人、廊下で単語帳を見ている人など、それぞれが自分のペースで過ごしていました。
変に緊張感が張り詰めすぎることもなく、良い意味で「淡々とした空気感」でした。
- 会場に迷い焦ってしまった
- 上着は持っていったが、サンダルで足元が寒かった
- 会場の構内マップを事前確認&早め行動
- 音声CDやYouTubeのTOPIK模試で듣기(リスニング)の時間感覚に慣れておく
- 軽食(甘いもの)と飲み物を事前準備
- 問題用紙に書き込む用にボールペンも持っていく
初めてのTOPIKは、
「どういう雰囲気なんだろう…」
「周りはすごい人ばかりかも…」
と不安になるかもしれません。でも大丈夫です。
私自身、最初は不安でいっぱいでしたが、
会場に入ってしまえば、みんな静かに自分の試験に集中。
変に見られたりすることもなく、
むしろ「私も頑張ろう」と背中を押されました。
そして、実際の試験は”慣れ”も大事なので、たとえ完璧な準備ができなくても「一度受けてみる」ことにも価値があります。
さいごに
最初は誰だって緊張します。
でも「まず受けてみよう」と思えた時点で、もう十分すごい。
うまくいっても、いかなくても、それが次につながる大切な経験になります。
この記事が少しでも気持ちを軽くできていたらうれしいです。
他にもTOPIK関連の記事をいくつか書いているので、気になるテーマがあればぜひのぞいてみてくださいね。