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SEへの転職を有利にするにはどうしたらいいの?
SE転職で有利になる資格は無いって本当?
とお悩みのあなたに、転職経験のある私がこっそり赤裸々に「SE転職で有利になる資格」についてお話します。
結論:TOEIC750点以上を取るべし
見出しを読んで疑問を抱いた人、多いと思います。
「おいおいおい、SEの転職なのにIT資格じゃないんかーい」
「SE転職でTOEIC?アホかこいつは」
待って!画面を閉じないで!
転職を有利にしたい人に、IT資格よりもTOEICをおすすめする理由が3つあります。
①どの現場でも英語は役立つ
②転職ではIT資格より「実際の現場で何ができるか」が重要
③IT資格よりもコスパ・タイパが優秀
詳細は別の章で解説しているので、気になった方はチェックしてみてください。
まずは本題の「SE転職で有利な資格」をご紹介します!どどん!
IT業界未経験~2年目以内の人におすすめの資格
TOEIC750~800点
メリット
- 「できる人」感を出せる
- すき間時間だけで取れる
- 周りとの差別化を図りやすい
デメリット
- 英語が話せるようになるわけではない
IT業界では英語をとにかく重宝する
外資系企業でなくても、です。
- 最新技術は英語で仕入れることがほとんど
- コーディング中などに出るエラーメッセージも英語
- さらに「開発業務は海外に外注」する現場も多々あり
IT業界でエンジニアとして働くには、英語を避けては通れません。
しかしエンジニアはIT技術・知識に興味がある人ばかりで、わざわざ英語に目を向ける人はあまりいません。(※あくまでも個人の意見です!!!)
言い換えると「IT資格を取る人はいても、TOEICを取る人はいない」んです。
TOEIC750~800点を取る方法
TOEIC750点、800点と聞いて「難しそう」「膨大な時間がかかりそう」「私には無理かも」。
そう思った人いませんか?
分かります。。私もそうでした。
ですが実は、TOEIC750点~800点は単語帳1冊×3カ月間で達成できます。
決して無理難題なスコアではないんです!
中学・高校で習う文法すら、きちんと覚えていない補習常連組の私でも取れました。
あまり時間もお金もかからないのに、「出来る人」感を醸し出せて、周りとの差別化を図れる。
ある意味、抜け道とも言えます。
(みんながTOEIC取りだしたらこの手は使えません☆彡)
万年補習を受けていた私が800点を取るまでに実践した勉強法は別の記事で紹介します。
基本情報技術者試験
メリット
- 国家資格!!
- 資格手当が出る可能性アリ
- IT業界全般の基礎知識を網羅できる
デメリット
- 出題範囲が広く、勉強に時間がかかる
- さらにコストもかかる
IT資格で取るなら基本情報技術者試験(以下、基本情報)。
IT全般の基礎知識について出題されます。
基本情報はなんといっても国家資格ですからね!
国家資格はなんぼあってもいいですから(?)
会社から「基本情報取りましょうね~」と言われている人も多いはず。
ですが、さすがの国家資格。
合格率20~30%とだいぶ低めです。
数十年目の大ベテランでも基本情報を持っていない人がいるくらいです。
合格率は低いと言えど、会社から推奨されることもあり、意外とそれなりに持っている人がいます。
TOEICほど周囲との差別化は狙えませんが、持っていて損はありません。
しかも、会社によっては「資格手当」がもらえることも。
基本情報技術者試験に受かるだけで、ボーナスを獲得できたり、給与が上がる可能性があります。
その他のIT資格
TOEIC・基本情報以外は特別有利になる資格はありません。(?!)
「やりたいこと」「興味のある分野」の資格を取ることをおすすめします。
例えば
- 今はJavaの現場だけど、Pythonをやりたい。
→Pythonの資格を取る
- Javaの現場にいて、今後もJavaにいたい。
→Javaの資格を取る
といった具合です。
もし実務経験がない人・やりたいことが特に思いつかない人は下記の資格を取ることをおすすめします。
理由はJava, Linux, SQL, クラウドは案件が多いor応用が利きやすいためです。
- OCJP Bronze
- LinuC level1
- Oracle Bronze
- AWS クラウドプラクティショナー
3年目以上の経験者の人におすすめの資格
TOEIC750~800点
未経験だろうが大ベテランだろうが、英語力はあればあるほど役立ちます。
ぜひTOEICを取りましょう。
未経験~新人さん向けの項で長々とTOEICのすゝめを語っていますので、ぜひ読んでみてください。
IT業界で数年間エンジニアとして働いていれば、エラーメッセージに鍛えられて英語に慣れていると思います。
もしかしたら、学生の頃よりTOEICが簡単に感じるかもしれません。
望むキャリアによる!
3年以上の経験者の場合「基本的に転職で有利になる資格は無い」と考えましょう。。
転職で重要視されるのは「資格<<<職務経歴」だからです。
IT資格の有無よりも「どんな案件でどんな立場で何をしてきたか」をチェックされます。
未経験~新人さんの転職はポテンシャル採用。
3年目以上のキャリアがある人の転職は実力採用。
です。(/・ω・)/
募集要項に「○○資格を保有している人優遇」などの記載がある場合。
当たり前ですが、該当の資格を持っていると有利になります。
もし入りたい会社・就きたいポジションがある場合は、転職活動を始める前に確認しておきましょう!
IT資格よりもTOEICがおすすめな理由3つ
どの現場でも英語は役立つ
IT業界とひとくくりに言えど、実際に現場で求められるIT知識は様々です。
しかしどのプログラミング言語だろうとOSだろうと、英語は常日頃目にします。
- エラーメッセージは英語
- 最新情報は英語で発信されている
からです。
しかも求められる英語力さほど高くありません。
英語を話せなくても・書けなくても何ら問題ありません。
何が書いてあるか雰囲気を読み取れればOKです(`・ω・´)キリッ
(※オフショアと働いているor外資系の場合は除く)
今いる現場と数年後いる現場は全く違う環境かもしれません。
私もJavaやっていたのに急に「明後日からJava Scriptな」と言われ、別の現場に行ったことがあります。
どんな現場でどんな環境だろうが普遍に役立つのが英語。
英語が多少わかれば何とかなるもんです。
IT資格よりも「実際に何ができるか・何をしてきたか」が重要
SE転職では「職務経歴」を通じてIT技術・知識を測る傾向があります。
つまり「資格を通して実力を測るわけではない」んです。
※もし「IT業界未経験」「経験年数2年以内」ならIT資格も(多少)有利になります。
というのも実力を測れるほどの現場経験がないからです。
資格=「何ができるか・何を知っているか」の証明なのにね!
でも現場主義というか、実力主義というか、、、。
悲しいかな、資格保有者だからといって優遇されないんです。
(個人的には色々と資格持っている人を見ると「おお、すごい」と感じますが)
なにはともあれ、IT資格をどれだけ持っていようと大して優遇されません。
転職のためだけにIT資格を取るのは非効率です。。
IT資格はコスパ・タイパどちらも微妙
IT資格は参考書・受験費用がとにかく高額です。
個人の財布から出費となると結構な痛手です。
余裕で数万円が飛んでいきます。
しかも実務経験のない資格を取ろうとすると、基礎レベルの資格でも試験勉強に数カ月かかることがあります。
参考書が分厚いことが多く、持ち歩きも不便です。
一方TOEICは単語帳1冊(1,000円弱)だけで十分。
しかも勉強時間は通勤中・歯磨き中・寝る前などのすき間時間でことたります。
あくまで「転職で有利になるか」の視点で考えると、IT資格よりTOEICの方がコスパもタイパも優秀です。
※もし今勤めている会社がIT資格の参考書・受験費用を出してくれる場合は積極的に取りましょう
なんてったってタダですから!!☆彡
まとめ
- SE転職で有利になる資格はTOEIC750点以上
- IT資格を持っていてもSE転職ではそこまで有利にならない
知識を増やすためにIT資格を取るのは価値ある行動。
ですが、転職のためだけにIT資格を取るのはそこまで得策ではないかなと思います。
もちろん、無いよりはあるほうが断然いいですけどね!!!!