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「韓国旅行中の朝ごはん、どこで食べよう?」
「ちょっとディープなお店に行ってみたいな」
そんな人におすすめなのが、南大門市場にある「중앙식당 (中央食堂)」。
老舗感漂うこのお店で、タチウオ煮込み(갈치조림)の絶品朝食を堪能してきました!
「중앙식당 (中央食堂)」ってどんなお店?
お店の基本情報(お昼は行列必至!)
「中央食堂」は南大門市場の細い路地に位置する老舗の食堂です。
韓国の行列ができる美味しいお店を紹介する人気番組『줄서는 식당 (列ができる食堂)』で紹介されたこともある超絶有名店。
連日、国内外から多くのお客さんが訪れます。
特にお昼時はお店の前に長い列ができるのが当たり前。
「あまり並ぶのは好きじゃないなぁ」
という人は、朝の時間帯に行くのがおすすめです!
店名 | 중앙식당 (チュンアンシクタン) [日本語] 中央食堂 |
住所 | 서울 중구 남대문시장길 22-12, “갈치골목”에 위치 [日本語] ソウル特別市 中区 南大門市場キル 22-12, 「太刀魚横丁」内に位置 |
営業時間 | 8:30 ~ 21:00 |
最寄駅 | 地下鉄4号線회현역(会賢駅)の5番出口から徒歩約3分 |
アクセス
회현역(会賢駅)の5番出口から地上に出ると、
右手に南大門市場の大通りが真っ直ぐに開けています。
まずはこの大通りを道沿いに歩きます。
すると途中で豚足屋さん&メガネ屋さんが左手に見えてきます。(上の写真を参考)
「観光客が入ってもいいのか?」
と思わずにはいられないひっそりとした入り口。
入り口の上部をよく見てみると、可愛い兄ちゃんが太刀魚を取ったどーとかかげているイラスト、そして「갈치골목 (太刀魚横丁)」と書かれています。
(看板に書かれた日本語訳が間違っているのはご愛嬌)
この少し暗くディープな雰囲気の路地に入ると、
一つ目の角にこの「중앙식당(中央食堂)」があります。
この路地さえ見つけられれば、お店はすぐに見つかりますよ!
南大門市場の「갈치골목 (太刀魚横丁)」には、同じように太刀魚を扱うお店が軒を連ねています。
どのお店も老舗オーラ満載です。
口コミによると、その中でも今回紹介する「中央食堂」がダントツで美味しい&人気なんだとか。
韓国在住で、南大門市場に何度も行ける人は食べ比べてみても楽しそう。
私のように旅行で訪れる人は、とりあえず「中央食堂」に行ってみましょう!
お店の雰囲気
私は開店時間の少し前、8:25頃に到着。
まだ列はできていませんでした。
そして開店前ですが、お店に入れてくれました。ありがたや。
ちなみに중앙갈치と書かれたお店は2店舗並んでいます。
「どっちに入ればいいんだ?」
と迷っていると、おばちゃんから “어느 가게로 왔어요? (どの店に来たの?)” と聞かれました。
なので「中央食堂です!(중앙식당이요!)」と伝えたら、ここだよ〜とお店の入り口を教えてくれました。
ちなみに案内されたのは角の店舗ではなく右隣の店舗でした。
お店前に列が無い場合は、席が空いてそうな方にとりあえず入ってみればいいと思います(雑)
店内に入るといわゆる「昔ながらの食堂」で、2階もあります。
席数が多いので、もし入店待ちに列ができていても回転が速そうです。
魚を扱っているため、魚の匂いがしたりハエが少し飛んでいます。
ホテルのレストランのような清潔感を求める人にはおすすめできません。
お店の壁には今まで出演した番組が額縁に入れて飾ってありました。
メニュー
メニューは壁に貼られているほか、メニュー表ももらえました。
英語や日本語でも書かれている上、写真付きなので選びやすいです。
- 갈치조림 (カルチチョリム・太刀魚の煮付け)
- 고등어조림 (コドゥンオチョリム・サバの煮付け)
- 삼치구이 (サムチグイ・サワラ焼き)
- 모듬생선구이 (モドゥムセンソングイ・焼き魚の盛り合わせ)
- 자반구이 (チャバングイ・サバの塩焼き)
- 청국장 (チョングッチャン・納豆チゲ)
- 코다리양념구이 (コダリヤンニョムグイ・味付け干しスケトウダラ焼き)
他のテーブルを見ても、ほとんどのお客さんがカルチチョリム(太刀魚の煮付け)か、モドゥムセンソングイ(焼き魚の盛り合わせ)を頼んでいました。
年々、値段が上がっているようで、
私が訪れた時はカルチチョリムは14,000ウォンでした。
ボリューム満点!カルチチョリムを実際に食べてみた感想
注文したのは、もちろん갈치조림 (カルチチョリム・太刀魚の煮付け)。
上の写真が2人前のセット内容です。
キムチ類や白米だけでなく、海苔、ケランチム、太刀魚の揚げ物まで付いてきます
めっちゃ豪華。
ちなみに海苔は、大きな1枚を折りたたんで袋に入って出てきます。
各自セルフで8等分し、ご飯やカルチチョリムを乗せたりして食べます。
※韓国のりではなく、焼き海苔です。
カルチチョリムはピリ辛で濃厚な味付け。
真っ赤な見た目ほど辛くはなく、しっかり濃い味がご飯にぴったり。
ただ、スープだけをずっと飲んでいると、味をかなり濃く感じます。
ご飯や魚などと一緒にいただくのが絶品です。
魚の身がふっくらとしていて、ほんっとうに美味しいです。
強いて言えば骨が多い。
食べる際に少し手間がかかるところが難点です。
揚げ物も同じく骨があったものの、サクサクとした食感と風味が抜群。
中央の大きな骨さえ除けば、バリバリと食べられます。
そして、サービスで出てきたケランチム。
熱々でふっわふわ。
カルチチョリムのピリ辛さを中和してくれる優しい味わいで、これもまた絶品でした。
おわり。