【必見】簿記3級は独学じゃ無理?50代の母が独学で合格したので勉強法を教えてもらった

「簿記3級って独学で受かる?」
「簿記3級を独学で受かるには何をすればいい?」

そんなあなたに向けて、55歳で簿記3級を取得した母直伝の勉強法をご紹介します。

結論:独学×3カ月で簿記3級を取れる!

独学×3カ月(実質156時間)で簿記3級は合格できます

コツはとにかく多くの問題を解くこと。
※使用した教材や、勉強法の詳細は次の章で説明していきます。

メリット

  • 教材費が1万円以内で済む
  • 好きな時間に勉強できる

デメリット

  • 不明点があっても周りに聞けない
  • モチベーション維持が大変
  • 不安との闘い

もし周りに簿記3級を取った知り合いがいるなら、独学が断然おすすめです。

反対に、周りにいない場合はスクールに通うことをおすすめします。

というのも、独学は合格するまでずっと不安との闘いです。

「分からない部分があっても周りに聞けない」

「本当にこの勉強法で合格できるのか」

「きちんと内容を理解できているのか」

母曰く、参考書や問題の解説を読んでも、いまいち理解できない時が何度かあったそうです。
大原とかTACとかクレアールに通っておけばよかったかな、、と声を漏らしていたこともありました。

近くで勉強する姿を見ていても、試験1週間前は特に大変そう・辛そうだったのをよく覚えています。

それでも最終的に独学しかも1発で合格したのは本当にかっこいいです!

ちなみに母は、、

  • 学生以来約30年ぶりの資格勉強
  • 勉強時間は家事の合間をぬって1日2,3時間
  • 簿記の知識ゼロからのスタート

そんな母直伝の勉強法は、非常に現実的で誰でも試しやすい方法です。

では早速ご紹介していきます!!!

簿記3級を独学で取得した母の勉強法

使用した教材一覧

使用した教材は下記4点です。

スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト+問題集(難易度:低)

スッキリうかる 日商簿記 3級 本試験予想問題集(難易度:低)

合格するための本試験問題集 日商簿記3級(難易度:中)

TACの予想問題(難易度:高)

④について

実際に利用したものは上記リンク先の市販の問題集ではなく、TAC受講生向けの直前予想問題です。

受講生向けの予想問題はフリマアプリで多数出品されています。

フリマアプリに抵抗があるかたは、難易度高め&出題予想がよくあたると評判の上記リンク先の問題集がおすすめです。

ちなみにリンク先の問題集はTACが出版しています。

1ヵ月目~ 参考書1冊をしっかり(1日30分)

簿記のことが全くわからない状態からスタートし、1ヵ月間参考書でしっかり勉強。

1日30分×30日間なのでおよそ1か月目の勉強時間は約15時間です。

手順は2ステップ。

①巻末練習問題以外を1周

②巻末練習問題に挑戦

まずは参考書(巻末の練習問題は除く)を1周します。

1日1~3章のペースで進め、1周するのにかかった時間は約3週間。
試験当日まで3ヵ月程度と時間に余裕があり、気分に合わせて比較的ゆったりと進めていたそう。

次に、参考書の巻末練習問題に挑戦!

…したところ、はじめに勉強した内容を忘れてしまっていて全然解けず。。
参考書を読みなおしながら繰り返し練習問題を解き、最終的に参考書を5周したとのこと。

2ヵ月目~ 問題集2冊を時間計りながら解く(1日2時間半)

参考書を理解した後は、試験当日までとにかく問題を解いて解いて解きまくります。

使用した問題集は下の2つ。①→②の順に取り組みました。

①スッキリわかる 本試験予想問題集

②合格するための本試験問題集

最終的に、問題集2冊とも自力でスラスラ解ける状態になったのが試験当日1週間前。
1日2時間勉強し、かかった期間はおよそ1ヵ月半。

つまり、かかった総時間は45日間×2時間半=約113時間です。

問題集の使い方はいたってシンプル。

①時間を計って問題を解く

②丸付け&間違えた問題をみなおし

③すべてスラスラ解けるまで何度も①&②を繰り返す

模擬試験形式の問題集を使って、本番さながらに時間を計って問題を解きます。
試験時間は60分ですから問題を解くのに1時間拘束されることになります。

「60分計るの大変だな」
「まとまった時間を作るの難しいな」

わかります。丸々1時間を作るのって大変ですよね。

それでも、なるべく60分計って解いておくことをおすすめします。
時間配分に慣れておけば、落ち着いて試験本番に臨めます。

どうしても忙しい日は大問ごとに区切って解き、それぞれにかかった時間を記録するのも一つの手です。

とにかく1日1試験、時間を意識しながら毎日取り組み続けることが大事です。

試験前の1週間 TACの予想問題を解く(1日4時間)

このTACの予想問題は難易度が非常に高いです。鬼です。

「参考書1冊と問題集2冊をしっかり勉強してきたからスラスラ解けるだろう」

と解き始めたら、いままでとは段違いに難しい。わからない。真っ青。
という感じだったそう。

それでも1日4時間×7日間=28時間勉強し、ようやく解けるようになったと言っていました。

ちなみに本番の試験でこのTACの予想問題と同難易度の問題が出題されたらしいです。
難易度は鬼のように高いですが、出題予想があたることを考えればやる価値はめちゃくちゃあります。

さいごに

まとめ!!

使った教材

スッキリわかる 日商簿記3級 テキスト+問題集(難易度:低)

スッキリうかる 日商簿記 3級 本試験予想問題集(難易度:低)

合格するための本試験問題集 日商簿記3級(難易度:中)

TACの予想問題(難易度:高)

勉強方法

① 1ヵ月目~ 参考書1冊をしっかり(1日30分)

② 2ヵ月目~ 問題集2冊を時間計りながら解く(1日2時間半)

③ 試験前の1週間 TACの予想問題を解く(1日4時間)

記事の執筆に協力してくれた母に感謝!!!