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「어と오の違いってどう違うの?」
「どうすれば 자 / 쟈 や 추 / 츄 を区別して発音できるの?」
と悩んでいる人、多いのではないでしょうか?
わかります。
韓国語の発音って本当に難しいですよね。
実は、日本語とは違い 口や舌をしっかり動かす ことがポイント!
この記事では、ハングルの母音・子音の一覧と発音のコツを詳しく解説します。
口の形や舌の動かし方を意識すれば、発音がぐっと良くなりますよ!
はじめに:韓国語の発音、どこでつまずく?
「ハングルを読めるようになったけど、発音が合っているのかわからない」
「韓国人の発音と同じように言っているつもりなのに、通じないことがある」
そんな経験、ありませんか?
韓国語の発音が難しい理由はいくつかありますが、特に日本人がつまずきやすいポイントは次の3つです👇
韓国語には、日本語では1種類しかない音が複数存在することがあります。
例えば、日本語の「オ」はひとつだけですが、韓国語には 오 と 어 の2つがあります。
- 오(オ) → 唇を丸くすぼめて発音
- 어(オ) → 口を大きく開いて発音
最初はどちらも同じに聞こえるかもしれませんが、意識して発音・聞き取り練習をするうちに、だんだん違いがわかるようになります!
韓国語を話すとき、口や舌をしっかり動かしていますか?
実は、日本語と比べて韓国語は口の開き方・舌の位置・息の出し方をしっかり意識する必要があります。
例えば次のフレーズを実際に発音して比べてみましょう:
- 日本語:あとで夜ご飯一緒に食べよう
- 韓国語:이따가 저녁 같이 먹자
(イッタガ チョニョッ カチ モッチャ)
日本語のフレーズは、舌や唇をそこまで大きく動かさなくても発音できます。
でも、韓国語の方は、息を強く出したり、舌や口をしっかり動かす必要があるのがわかるはずです。
実は、私もこの間、日本語で友達と話していたときに「ほとんど唇も舌も動かしていない!」とふと気づいて驚きました。
韓国語は、日本語よりも口の動きがはっきりしている言語なんだと改めて実感しました!
韓国語には「パッチム」と呼ばれる文字の下に付く子音があります。
これが日本語にはない発音ルールで、初心者も中上級者も苦戦しがち!
例えば、집(チプ)という単語の「ㅂ(プ)」は、はっきり「プ」と発音せず口を閉じるだけで終わります。
さらに、韓国語には「連音化」や「鼻音化」など、発音が変化するルールもたくさんあります!
- 먹어요(モッ / オ / ヨ) → 머거요(モゴヨ)に変化(連音化)
- 한국말(ハン / グク / マル) → 한궁말(ハングンマル)に変化(鼻音化)
最初は「なんで文字通りに読まないの?」と戸惑うかもしれませんが、ルールを知ってしまえばスムーズに発音できるようになりますよ!✨
韓国語の「母音」をマスターしよう!
韓国語の母音は全部で21種類ありますが、まずは基本の母音10個をマスターしましょう!
韓国語の母音を発音するポイントは「口の形」と「舌の動き」を意識すること。
では、まずは基本の母音を3つのタイプに分けて見ていきましょう!
- ㅏ(ア) → 日本語の「あ」と同じで口を大きく広げて発音
- ㅑ(ヤ) → ㅏと同じ口の形で「ヤ」と発音
- ㅓ(オ) → 口を縦に大きく開けて発音
- ㅕ(ヨ) → ㅓと同じ口の形で「ヨ」と発音
- ㅗ(オ) → 唇をキュッとすぼめて発音
- ㅛ(ヨ) → ㅗと同じ唇の形で「ヨ」と発音
- ㅜ(ウ) → 唇をさらにすぼめて発音
- ㅠ(ユ) → ㅜと同じ唇の形で「ユ」と発音
- ㅡ(ウ) → 口を横に引いて、舌を奥に引き込みながら「ウ」と発音
- ㅣ(イ) → 日本語の「い」と同じで口を横に引いて発音
- ㅐ(エ) → ㅏ(ア)+ㅣ(イ):「ㅏ」のように口を大きく開けて「イ」と発音
- ㅒ(イェ) → 「ㅐ」に「y」をつけた音
- ㅔ(エ) → ㅓ(オ)+ㅣ(イ):「ㅓ」のように口を開けて「イ」と発音
- ㅖ(イェ) → 「ㅔ」に「y」をつけた音
- ㅘ(ワ) → ㅗ(オ)+ㅏ(ア)
- ㅙ(ウェ) → ㅗ(オ)+ㅐ(エ)
- ㅚ(ウェ) → ㅗ(オ)+ㅣ(イ)
- ㅝ(ウォ) → ㅜ(ウ)+ㅓ(オ)
- ㅞ(ウェ) → ㅜ(ウ)+ㅔ(エ)
- ㅟ(ウィ) → ㅜ(ウ)+ㅣ(イ)
- ㅢ(ウィ) → ㅡ(ウ)+ㅣ(イ)
韓国語の「子音」をマスターしよう!
韓国語の発音で、もうひとつ重要なのが子音の発音!
日本語と違って、息の強さや舌の位置をしっかり意識する必要があります。
「カ行」や「タ行」のような発音でも、日本語にはない発音の違いがあるので、一つずつ見ていきましょう!
韓国語の子音は、大きく次のグループに分けられます。
グループ名 | 例 | 特徴 |
---|---|---|
鼻音・流音 | ㄴ, ㅁ, ㅇ, ㄹ | 母音なしでも声帯が震える・他と比べて「ふんわり」した発音 |
摩擦音 | ㅅ, ㅆ, ㅎ | 息をこすり合わせるように発音 |
破裂音 | ㅂ, ㅍ, ㅃ / ㄷ, ㅌ, ㄸ / ㄱ, ㅋ, ㄲ | 息が弾け出るような発音 |
破擦音 | ㅈ, ㅊ, ㅉ | 「破裂 + 摩擦」の要素がある |
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
鼻に響かせて発音するのが特徴です。
子音だけだと「ン」のような発音になります。
- ㄴ(ナ行の音) → 舌を上の歯の付け根に軽くつけ、口を軽く開いて「ン(n)」と発音
- ㅁ(マ行の音) → 唇を閉じて「ン(m)」と発音
- ㅇ(「ン」の音) → 母音の前では発音しないが、パッチムになると「ン(ng)」の音
韓国語の「ラ行」は、日本語と少し違う!
- 日本語の「ラ」は舌を上前歯の歯茎の裏側に軽く触れるだけ
- 韓国語の「ㄹ」は、舌をしっかり弾く or 軽く巻く
発音方法:
- 単語の最初の「ㄹ」(例:라면, 러시아)→ 舌を軽く弾く
- 単語の途中やパッチムの「ㄹ」(例:달, 멜론)→ 巻き舌っぽく発音
摩擦音とは唇や口の中を狭めながら発音します。
息と唇、または上顎と息と舌が摩擦しながら出る音です。
例えば、熱いものを食べるときの「フーフー☕️」や、静かにしてほしいときの「シー🤫」など。
「摩擦」を意識しながら実際に試してみると、息の流れを舌先や唇で感じられます。
発音方法:
- ㅅ(ス) → 上前歯の付け根に舌先を近づけながら、息を吐き出して発音
- ㅆ(ッス) → 「ㅅ」よりも息を強く出す、シャープな「ス」
- ㅎ(ハ行の音) → 息をしっかり出して「ハー」と発音
💡 「ㅆ(スッ)」の発音のポイント!
日本語の「あっさり(assari)」の「ss」部分のイメージ!
破裂音とは、肺から出てきた息を一度止めてからパンッと息を弾き出す発音です。
日本語の「カ(ガ)行・タ(ダ)行・パ(バ)行」に当たる子音ですね。
「タダ働き(ただばたらき)」や「バーバパパ」など実際に口に出してみると、唇や舌で息の通り道を塞いでから発音する「破裂音」のイメージを掴みやすいはず。
一方、カ行は単語だと少しわかりづらい。
そこで、おすすめなのが『ちびまる子ちゃん』に出てくる野口さんの笑い声「クックック…」。
実際に真似してみると、上顎に舌の中央あたりを軽く付けることで息の通り道を止め、パッと離して「クックッ..」と音が出るのがわかるはず。
さてそんな破裂音ですが「カ行・タ行・パ行」は、それぞれ3種類の発音があります!
種類 | 例 | 発音の特徴 |
---|---|---|
平音 | ㄱ, ㄷ, ㅂ | 弱めに発音 |
激音 | ㅋ, ㅌ, ㅍ | 息を強く出す |
濃音 | ㄲ, ㄸ, ㅃ | 喉を締めて力強く発音 |
吐き出す息の円の大きさが 濃音<平音<激音 となるように発音します。
コツは真ん中に穴の開いたドーナツ🍩を意識すること。
- 平音(ㄱ, ㄷ, ㅂ):中央の穴の大きさの息を出す
- 激音(ㅋ, ㅌ, ㅍ):ドーナツ全体の大きさの息を出す
- 濃音(ㄲ, ㄸ, ㅃ):ドーナツの穴の中心を鋭く突くように息を出す
「ㅏ」の母音で発音を練習するとわかりやすいです。
(가, 다, 바, 카, 타, 파, 까, 따, 빠)
ドーナツを意識するのは自己流なのですが、この「吐き出す息の大きさ」は↓こちらの動画から学びを得ました!
韓国人向けの韓国語の発音練習動画なので、説明が全て韓国語なのですが、専門用語を使わず説明されているのでものすごくわかりやすいです(オススメ!!)
今まで登場した「摩擦音」と「破裂音」の2つの特徴を持っているのが「破擦音」です。
そして平音・激音・濃音の3種類があります。
- 平音「ㅈ」→ 弱めの「チュ」
- 激音の「ㅊ」→ 息を強く出す「ツ」
- 濃音の「ㅉ」→ 力を入れて「ッチュ」
発音が良くなるトレーニング法3選
韓国語の発音は「聞く」「真似する」「口をしっかり動かす」ことでグッと上達します!
ここでは、楽しく&効果的に発音を鍛える方法を紹介します✨
特に初心者の方におすすめなのが、K-POPや韓国ドラマを使ってネイティブの発音を真似すること!
🎧 おすすめの練習方法
- 推しのセリフ・歌詞を選ぶ!
- K-POPの「掛け声」部分や、短いセリフが発音練習には最適!
- 1文ずつ止めて、発音を真似する!
- 例:「사랑해(サランヘ)」→ 口・舌をしっかり動かして発音
- 何度も繰り返して、自然に出るようにする!
- 韓国人の話し方の「リズム」も意識する
初心者・中上級者、どちらにもおすすめの方法は「カナダラ表*を使って1文字ずつ練習」です。
カナダラ表:韓国語の五十音表のようなもの
ある程度話せるようになってきた中上級者さんは
「え、今さらカナダラ表?」
と思うかもしれませんが、何事も基礎固めが一番大事。
相手に聞き取ってもらえる自然な発音を身につけたい人は、ぜひ試してください!
📌 練習のコツ
- 一文字ずつゆっくり正確に発音することを意識して、表の最初から最後まで発音する
- なるべく鏡で自分の口の形をチェックしながら取り組む
ゆっくり発音しても表を一通り読むのにかかる時間はたったの3分。
カップラーメンを待つ時間にできちゃいます。
この練習を1週間、毎日3セットずつ取り組むだけで、大きな変化を感じられること間違いなし!!
「自分の発音って、ネイティブと比べるとどうなんだろう?」
と気になった人も多いのではないでしょうか?
録音して客観的に聞くと、発音のクセが分かります!
🎤 録音トレーニングのやり方
- 短いフレーズを録音する
- ネイティブ音声と聞き比べる
- 違いを意識してもう一度録音!
📌 おすすめのチェックポイント
- 母音がはっきり発音できているか?(特に「ㅡ」「ㅓ」)
- 息の強さは適切か?(特に「ㅋ」「ㅌ」「ㅍ」)
- リズムやイントネーションが自然か?
まとめ&次に進むステップ
韓国語の発音をマスターするには「聞く」「真似する」「練習する」の3つが大事!
まずは今日からできる発音練習を試してみましょう!
✔ K-POP・韓ドラを活用!
推しのセリフ・歌詞をマネしてみる(特に「短くて覚えやすいフレーズ」がおすすめ)
✔ カナダラ表を声に出して読む!
「가! 갸! 거! 겨! ..」と一文字ずつゆっくり正確に発音
✔ 録音&聞き比べ!
自分の発音を録音して、ネイティブと比較
1日5分でもOK!「続けること」が上達のカギ🔑
今日から少しずつ実践して、韓国語らしい自然な発音を身につけましょう!🔥