この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
韓国語を学び始めたいけれど、
「ハングルってどうやって覚えればいいの?」
と悩んでいませんか?
この記事では、初心者でもたった7日間でハングルを読めるようになる簡単な覚え方を紹介します!
特別な才能や長時間の勉強は必要ありません。
ポイントは日常生活にハングルを取り入れることです。
それでは早速始めましょう!
ハングルってどんな文字?
まずはハングルの仕組みをざっくり理解してみましょう!
ハングルは、母音と子音を組み合わせて作る文字です。
ここでイメージしやすいのがローマ字!
たとえば、日本語の「さ」をローマ字で書くと「s+a」になりますよね。
- s → 子音
- a → 母音
この「s」と「a」を組み合わせて「さ」という音ができています。
日本語は最初から母音と子音がセットになった状態(かな文字)。
一方、ハングルはローマ字と同じように母音と子音を自由に組み合わせて文字を作ります!

ハングルではこんな風に文字が作られます:
- 사 = ㅅ(子音 [s])+ㅏ(母音[a]) → 「さ」
- 나 = ㄴ(子音[n])+ㅏ(母音[a]) → 「な」
- 노 = ㄴ(子音[n])+ㅗ(母音[o]) → 「の」

さらに、文字の下にもう一つ子音を付けることも可能!
これを「パッチム」と言います。
- 난 = ㄴ(子音[n)+ㅏ(母音[a])+ㄴ(パッチム[n]) → 「なん」
ハングルは、ローマ字の「s+a」や「n+a+n」と同じ感覚で文字が作られているんですね!
ハングルは母音と子音を組み合わせて作る文字だとお話しましたね!
では、そのパーツについてもう少し詳しく見てみましょう。
ハングルのパーツは次のように分類されます。
- 母音(10種類):
ㅏ (a) / ㅣ (i) / ㅜ (u) / ㅡ (eu) / ㅗ (o) / ㅓ (eo) /ㅑ (ya) / ㅠ (yu) / ㅛ (yo) / ㅕ (yeo) - 子音(14種類):
ㄱ (g) / ㄴ (n) / ㄷ (d) / ㄹ (r) / ㅁ (m) / ㅂ (b) / ㅅ (s) / ㅇ (-) / ㅈ (j) / ㅊ (ch) / ㅋ (k) / ㅌ (t) / ㅍ (p) / ㅎ (h)
これらを縦や横に組み合わせて文字を作るのがハングルの基本です。
アルファベット(A〜Z)の26種類より少ないとはいえ、最初は「覚えられるかな?」と不安になりますよね。
でも安心してください!
この記事の後半で紹介する「ハングルを覚える4ステップ」を実践すれば、ハングルをスッと覚えられるコツがつかめますよ。
楽しみながら覚えられるので、ぜひ試してみてくださいね!
基本のパーツ以外にも、複合母音や複合子音と呼ばれるものがあります。
※教材によって合成母音・合成子音などと表すこともあり。
一見難しそうですが、よく見ると「基本のパーツがくっついたものだ」と分かります。
- 複合母音(11種類):
ㅐ (ae) / ㅒ (yae) / ㅔ (e) / ㅖ (ye) / ㅚ (oe) / ㅟ (wi) / ㅞ (we) など - 複合子音(5種類):
ㄲ (kk) / ㄸ (tt) / ㅃ (pp) / ㅆ (ss) / ㅉ (jj)
これらの詳しい解説は別の記事でじっくり紹介します。
今は「こんな種類もあるんだ」と軽く知識として覚えておくだけでOKです!
ハングルは母音と子音を、主に次の3つの基本パターンで組み合わせて文字を作ります。
- 子音+母音(横ならび)
例:가 (ㄱ + ㅏ) → 「か」 - 子音+母音(縦ならび)
例:고 (ㄱ + ㅗ) → 「こ」 - 子音+母音+子音(パッチム付き)
例:강 (ㄱ + ㅏ + ㅇ) → 「かん」
組み合わせ方は一見すると難しそうですが、実は規則性があるので慣れればとても簡単!
次のルールを覚えておくと理解がスムーズです。
- 母音の形に注目
- 縦に長い母音(ㅏ, ㅑ, ㅓ, ㅕ, ㅣ )→ 子音の右に配置
- 横に広い母音(ㅗ, ㅛ, ㅜ, ㅠ, ㅡ )→ 子音の下に配置
- パッチムはオプション
- パッチムがあるときは文字が縦横に広がりますが、パッチムがない文字もたくさんあります
せっかくなので、ここで少し練習してみましょう!
次のパーツを組み合わせた文字を考えてみてください。
A1. 나(な)
A2. 수(す)
A3. 론(ろん)
このように、基本の組み合わせルールさえ覚えれば、ハングルの文字をどんどん作れるようになります!
7日間でハングルを覚える4ステップ
それでは、ハングルを7日間で覚えるための具体的な方法を紹介します!
まず、ハングルで書かれた「あいうえお表」を準備します。
この記事の最後に、使える表を用意していますので、印刷してみてください!
- 壁に貼る:
自分がよくいる部屋の壁に貼りましょう。机の前やトイレなど、日常的に目に入る場所がおすすめです。 - スマホ壁紙にする:
印刷が面倒な場合は、スマホのロック画面やホーム画面に設定してもOK!
次に、ステップ1で登場した「あいうえお表」を見ながら、自分の名前や身の回りのものをハングルで書いてみます。
初めてなので、以下の方法で進めましょう。
- 自分の名前を書く
例:たろう → 타로우 - 身近なものにラベルを貼る
- 机:츠쿠에
- 冷蔵庫:레이조우코
付箋やマスキングテープを使って、実際にその物に貼り付けます。なるべく自分の視界に入る高さ・位置に貼ってください。こうすると、日常生活の中で自然とハングルに目が慣れていきます!
普段の生活の中で、壁に貼った表やラベルを見たら、必ず声に出して読んでみてください。
表は毎回全てを読まなくても、時間がないときは1列ずつ、1行ずつでもOK!
1週間が経ったら、簡単な韓国語を読んでみましょう。
たとえば、以下の単語に挑戦してみてください。
- 아가(アガ):赤ん坊
- 친구(チング):友達
- 누나(ヌナ):お姉さん(男性が親しい年上の女性を呼ぶ際の「お姉さん」)
まとめ & 「ハングル版のあいうえお表」ダウンロードはこちら!
ハングルを覚えるポイントは「短時間でもコツコツ続けること」。
基本の文字を覚えたら、簡単な単語やフレーズを声に出して練習してみてください。
この記事が、あなたのハングル学習のスタートラインをサポートできれば幸いです!
最後に、記事内で紹介した「ハングル版のあいうえお表」PDFはこちらからダウンロードできます。
ぜひ印刷して使ってくださいね。
「ハングルのあいうえお表」を見るときに、知っておくと便利なポイント!
ハングルでは 「ん」や「っ」 をそのまま書くことはできません。
- 「ん」 → 前の文字の下に「ㄴ」をつける
- 「っ」 → 前の文字の下に「ㅅ」をつける
👉 例:
- 海鮮丼(かいせんどん) → 카이센돈
- 北海道(ほっかいどう) → 홋카이도우
ハングルの「자, 즈, 조」は、実際には「ざ・ず・ぞ」ではなく「じゃ・じゅ・じょ」 に近い発音になります!
- 자:「ざ」より「じゃ」に近い
- 즈:「ず」より「じゅ」に近い
- 조:「ぞ」より「じょ」に近い
韓国語には「う」を表す母音が2つあります。
- ㅜ:唇をキュッとすぼめて発音
- ㅡ:唇を横に引いて発音
「サ行」「タ行」のウの段(す・ず・つ など)は、日本語では実際には唇をすぼめずに発音することが多いです。
例えば、次の単語を自然に発音してみてください。
- 寿司(すし)
- 鈴木(すずき)
- カツカレー
おそらく、唇をすぼめる「ウ」ではなく、息を押し出すような発音になっていたのではないでしょうか?
「サ行」「タ行」の ウの段は「ㅜ」よりも「ㅡ」の方が実際の発音に近いため、この表では「스, 즈, 츠」を選びました。
また韓国の記事でも、妻夫木聡さんは「츠마부키 사토시」と表記され、広瀬すずさんは「히로세 스즈」と表記されてます。
他にも寿司は「스시」と書いたり、などなど。
日本語を外国語の文字で表記するのは、完璧な正解があるわけではありません。
なので、最初はあまり深く考えすぎず、まずは「よく使われる表記」に慣れていくのがおすすめです!